<aside> 💡 ここでは、事業開発を行う際に必要となる「活用するリソース」の見つけ方や選び方をご紹介します。 募集を新規作成する際のStep2で利用します。

</aside>

なぜ自社で経営資源を提供するのか

どのような会社でも、自社に眠っている経営資源がたくさんあるはずです。自社からみるとあまり魅力的ではない資産のように感じるかもしれませんが、その資産を活用して新しい事業を創出したいと考える企業も多くいます。

そういった「最大限活用できていない経営資源」を外部企業に提供することで、事業開発のスケールスピード加速や事業開発コストの低減を目指すことができます。リスクを抑えながら効果を最大化していくために、利用できる資源を多く選定していきましょう。

経営資源の例

顧客基盤

自社で運用する事業の顧客基盤を、経営資源として活用していきましょう。顧客自体を資産とするだけではなく、顧客ニーズや利用履歴データなど、新しい事業を創出するために参考となる情報としても資産価値となります。

法人顧客基盤

もしBtoBで事業を行っている場合、取引がすでにある法人顧客を経営資源として活用していきましょう。自社の法人顧客に対して新しい価値を提供するための新規事業を開発したり、いま顧客へ提供している事業の利用価値を高めるためのサービスを開発したりと、顧客基盤を有効に活用した事業を創出できます。

店舗・支店

全国や世界に店舗・支店を持っている場合、そのネットワークを経営資源として活用していきましょう。営業拠点や顧客との接点として活用したり、店舗を使った新たな事業展開を創出できます。

施設・設備

製品開発を行っている工場や倉庫、その他自社で保有する設備や施設を経営資源として活用しましょう。当社が過去実施したプログラムでは、電柱や車両などを経営資源として活用した事例もあります。

<aside> 💡 宅配便のヤマトグループ「車両」を経営資源として登録 九州電力「電柱」を経営資源として登録

</aside>

流通網・ネットワーク

商品の流通や提携先のネットワークなどを経営資源として活用していきましょう。当社が過去実施したプログラムでは、クリエイターのネットワークや自治体とのつながりなどを経営資源として活用した事例もあります。

<aside> 💡 四国電力「自治体とのリレーション」を経営資源として登録 TYO「クリエイターネットワーク」を経営資源として登録

</aside>

資金

自社で投資事業を行っていたり、資本提携を検討している場合、資金を経営資源として登録しましょう。